誰も教えてくれないSWT/Jfaceの使い方～　SWT, Jface, RCPなどJavaのEclipseに関する情報

SWT

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(SWTのDisplay, Shell, Controlの基礎などのやり手のエンジニアのノウハウ集）

(SWTのControl, Dialogなどをやり手のエンジニアのノウハウ集）

スタンドアロン SWT アプリケーションの作成

■ SWT アーカイブ・ファイルのダウンロード

スタンドアロン SWT アプリケーションを作成するには、SWT のスタンドアロン・バージョンをダウンロードする必要があります。 SWT のこのバージョンは、Eclipse SDK と同じダウンロード・ページで入手可能です。

1. Webブラウザでhttp://www.eclipse.org/　にアクセスします。『Downloads』をクリック。

2. 『 Other downloads for 3.2』をクリックします。

3. 【SWT Binary and Source】の中の『swt-3.2-win32-win32-x86.zip 』を選んでクリックします。するとサーバの選択のページが現れるので適当なところを1つ選んでダウンロードを開始します。

■ SWT アーカイブ・ファイルのインポート

1.前節でダウンロードしたファイルは解凍せずにそのまま保管します。ファイル・メニューから「インポート...」を選択します。

2. 『既存プロジェクトをワークスペースへ』を選択し（①）、［次へ］ボタンをクリック（②）します。

3. 『アーカイブ・ファイルの選択:』を選択し（①）、［参照］ボタンを使用して、以前ダウンロードした SWT スタンドアロン・アーカイブを見付けます。次に［終了］を押します（②）。

4. ワークスペースへSWTのスタンドアロン用プロジェクトが追加されました。

■ Java プロジェクトの作成

1. ファイルメニューの［新規］-［プロジェクト］を指定します。

2. 『Javaプロジェクト』（①）を選択し［次へ］（②）。

3. 『プロジェクト名』を入力し（①）、［プロジェクトレイアウト］の『別のソースおよび出力フォルダーを作成』を選択する（②）。［次へ］をクリック（③）。

3. タブフォルダの『プロジェクト』タブを選択し（①）、[追加］のボタンをクリックします（②）。するとプロジェクトの選択画面が現れるので『org.eclipse.swt』を選択し［OK]を押すと下図のように選択したプロジェクトが表示されます。［終了］をクリック（③）。　

4. すると以下のような画面が表示されます。[はい］または[いいえ]をクリックします（どちらでも後で変えられるのでよいです）。

5. 以上で新規のプロジェクトが作成されました。

■ ＳＷＴアプリケーションの作成

では実際にプロジェクトにSWTアプリケーションのソースを作成しそれをコンパイルして実行してみます。
1. 『HelloWorld』プロジェクトを選択し右クリックメニューから[新規] - [クラス]を選択します。

2. 下のようがウィンドウが現れるので『パッケージ』を指定し（①）（このサンプルではhelloworldというパッケージを新たに作成するのでその名前を入力しています）、作成したいクラスの名前を入力します（②）。main関数を用いるのでチェックボタンをオンにします（③）。[終了]のボタンをクリック（④）。

3. ソースファイルが作成されました。

4. 以下のコードを入力します。するとエラーが出ます。

　　Display display = new Display ();
　　Shell shell = new Shell(display);
　　shell.setText("Hello World");
　　shell.open ();
　　while (!shell.isDisposed ()) {
　　　　if (!display.readAndDispatch ()) display.sleep ();
　　}　　　　　
　　　　　display.dispose ();

5. ファイルメニューの［ソース］ - [インポートの編成]を選択。

6. 必要なクラスがインポートされました。

7. 次にソースコードをコンパイルして実行してみます。ボタン（①）→ [実行] - [Javaアプリケーション]

8. 『HelloWorld』のスタンドアロンのSWTアプリケーションが起動しました。